Q.A.S.B. - サンキュー / ウィークエンド【7"INCH】ピチカート・ファイヴの「サンキュー」、そして「ウィークエンド」をQ.A.S.B. サウンド・カヴァー!小西康陽さんご本人もプッシュ!! [JPN/7"/SG-068/SOUL GARDEN RECORDS]

Q.A.S.B. - サンキュー / ウィークエンド【7"INCH】ピチカート・ファイヴの「サンキュー」、そして「ウィークエンド」をQ.A.S.B. サウンド・カヴァー!小西康陽さんご本人もプッシュ!! [JPN/7"/SG-068/SOUL GARDEN RECORDS]

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【7"INCH】(レコード)

Q.A.S.B. のピチカート・ファイヴ♪
三代目ヴォーカリストとして野宮真貴が加入して間もないピチカート・ファイヴのアルバム「女性上位時代」(1991) から「サンキュー」、そして後期のアルバム「プレイボーイ・プレイガール」(1998) から「ウィークエンド」の2曲のカップリング・カヴァーが Q.A.S.B. サウンドとなって7インチで登場!


[収録内容・試聴]

SIDE A. サンキュー 

SIDE B. ウィークエンド 



(Recommendation)
〜あなたには希望の匂いがする。小西康陽〜

ここ数年、ずっとヘヴィ・プレイしている「You Make Me Feel」という曲を作ったQ.A.S.B.が、じぶんがかつてやっていたピチカート・ファイヴの楽曲をカヴァーする、というアイデアを聞いて、じぶんは驚き、嬉しくなり、そしてすこし怖くなった。

いちばん好きなバンドである彼らが、じぶんの作った楽曲を取り上げてくれるなんて、嬉しくてたまらない話だが、いっぽう、もし気に入らない出来だったらどうしよう、いつも本当にジェントルで優しいリーダーの石川さんや、素晴らしいヴォーカリストのa.yu.mi.さんたちと、ちょっとギクシャクした関係になってしまうのだろうか。そう考えると、やはり怖くなってしまうのだった。

だが、そんな心配は杞憂だった。「サンキュー」と「ウィークエンド」、どちらもじぶんにとってはつよく思い入れのある楽曲。「サンキュー」を作ったときの、全世界に対して「ノー・サンキュー」と言いたくなるような屈折した感情。あるいは「ウィークエンド」を作ったときの、まるで職業作家の仕事のごとく端正なものをつくった、という、うれしいような、面映いような感情。そうしたものはまだ、じぶんの中にはっきりとしたかたちで残っている。そんな作家の個人的な屈託を、彼らQ.A.S.B.はじつにあっさりと、うつくしく見事に乗り越え、じぶんたちの音楽にしている。

とりわけ、ヴォーカリストのa.yu.mi.さんの歌う日本語の瑞々しさには驚き、彼女とこのバンドの将来に大きな可能性を感じた。たとえば「トワエモア」の白鳥英美子さんや「ハイ・ファイ・セット」の山本潤子さんなどに通じる清潔な日本語の発音を持ちながら、ファンキーなビート感を持つこのバンドのサウンドともしっかり寄り添っている。プロフェッショナルなソングライターなら、素材としての彼女とこのバンドに、なにか楽曲提供してみたい、と誰しも考えるに違いない。

あなたに逢えてよかった、あなたには希望の匂いがする、というのは、かつて和田アキ子さんが歌った楽曲の一節だが、まさか大昔にじぶんの書いた楽曲を通して、そんな「希望の匂い」と出会うことになるとは。Q.A.S.B.には感謝するばかりだが、いまのじぶんにできることはそう多くはない。ひとりでも多くの人に聴いてもらいたい、彼らの音楽の素晴らしさを知ってもらいたい、と願うばかりだ。



(Q.A.S.B. PROFILE)
1970年代を中心とした Soul/Funk〜Rare Groove を、その後のダンス・ミュージック・シーンを通過したメンバーによる解釈のもと現代に蘇らせ後世に伝えることを目指した "現行の" レア・グルーヴ・バンド。2005年結成。

2008 年にリリースした "The key Part1&2′′ (7")はヨーロッパのファンク、 ブレイクビーツ DJ の間で話題の 1 枚となり、U.K. の JAZZMAN RECORDS などで SOLD OUT。2009 年にファースト・アルバム" Q.A.S.B."(CD) 、2010 年には "We Need The Funk / Funk With Me" (7") を リリース。2012 年には日本のSoul/Funk DJ界の重鎮 RYUHEI THE MAN 氏プロデュースのもと , "The Mexican"のカバーに挑戦、"The Mexican Part 1&2" (7") は販売直後 30 分で SOLD OUT (2013 年 6 月の再発も発売日を前に完売) ! 勢いそのままに 2012 年 12 月には "Give Me The Funk/Touch" と "Now Is The Time Part 1" (7") 2 タイトル同時に発売し、こちらも完売した。2013年9月には、The Mexican を含む全9曲からなるセカンド・アルバム "Q.A.S.B. II" (LP) (翌2014年3月にはCDでも発売)、2014年5月には、再び RYUHEI THE MAN 氏のプロデュースのもと Alice Clark の歌唱で有名な "Never Did I Stop Loving You" のカヴァーを7インチシングルでリリースして即完売。さらに、2015年4月に "You're My Music / Jennifer (Instrumental)" と "Fly / Jaguar (Instrumental)" (7") 2タイトルをリリース後、同年7月に、過去10年のバンド活動の集大成となるサード・アルバム "Q.A.S.B. III" (LP/CD) をリリース。

2009 年以降の録音はすべてアナログ・テープによるもので、デジタル・レコーディングでは表現できない耳に優し?く温かい音質にもこだわりを見せている。世に出された楽曲の数々は、世界最大のブレイクダンスの大会 Battle Of The Year、世界最強の B-Boy を決める Red Bull BC ONE をはじめとして、ダンスシーンでも使用。2012年4月には川崎CLUBCITTA' にて行われた "三度の飯よりBreakin 10th Anniversary" にも出演した。

バンド結成11年目となる2016年、Amy A に代わる新たなシンガー a.yu.mi. をメンバーに加え、2017年に”Thinking Of You” “Get Down” “Hold Me” の7インチシングル3タイトルを、2018年には ”You’re My Star” 7インチシングル、そして満を持して10曲からなるアルバム “Thinking Of You” をリリース。

商品詳細

フォーマット / 国名 / 他 7"inch (レコード) / JAPAN
ジャンル(スタイル) SOUL / FUNK
発売日 2019年12月21日